2011年9月1日木曜日

防災を考える(41:防災の日)

9月1日(木曜日)
 今日から二学期が始まり、窓の下を孫たちが元気に登校して行きました。
 さて今日は<防災の日>であり、二百十日でもあります。
 日本ではその昔から、何度も地震や津波襲われ幾多の人命が失われました。また近年では関東大震災を始め、東南海地震や南海地震など大きな地震があり、さらに最近では阪神大震災や東北地方大震災もありました。数年毎に繰り返される地球の怒り(地殻変動)によって多くの尊い命が失われたのです。
 歴史的に見ますと、最大の死者数を出したのは1956年に中国で発生した地震(M=8)で、実に83万人の命が失われたとのことです。日本では1923年9月1日に発生した関東大震災(M=7.9)で、約14万人の命が亡くなったそうです(前者が第1位、後者が第3位の記録です)。
 当時は地震津波に対する考え方行動が十分ではなく、また耐震構造が無いなど家屋倒壊等によって多くの命が奪われたと思われます。さらに火災など二次的災害も含まれているようです。
 今回の東北大震災(M=9.0)では、地震や津波に対応する考え方や行動が格段に向上していますので、地震津波が大きかった割には死者等は約2.1万人と昔では考えられない数値となっています。
 今朝のラジオ放送(NHK)では、「標高を示す標識の設置が各地で広がっている」との放送がありましたが、小生たちの自治会では4~5年前から計画(予算計上)し、昨年度から設置を実施しています。これからまだ数年かけ、校区内全ての町内に設置する予定です。
 小生自身、10数年前この設置案を高知県の委員会で受け継ぎ、ようやく当校区自治会で昨年度実施した経緯があります。
 今年は大地震発生以後、国土交通省を始め各地の行政が急速にその事業を行っていますので、ほとんどの方があちこちで目にする機会が増えました。
 地震津波の対策はまず<自助努力>が必要です。(桜54)

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