2011年9月29日木曜日

仕事遍歴(37:航空気象)

9月29日(木曜日)
 昨日ある航空会社の飛行機が、<機首を下に向け急降下した事故で数名の方の負傷>が伝えられました。
 小生がその昔松山空港出張所に勤めていた時、航空気象を実体験するため年1~2回程度航空機に乗り空の状態(雲、外気温、気流の流れ等の様子)をコックピットから観察したことがありました(「完熟飛行」と言う)。
 コックピットは一般乗客や乗務員でも限定され入室することは出来ませんが、小生たち気象庁の職員の一部は仕事の一部(一環)として許されていたのです。 
 小生たち気象庁職員でも、通常雲は下からしか観察することが出来ませんし、また飛行機に乗っても側面の小さな窓から外の景色(雲等)を見ることしか出来ませんので、コックピットから見た空の状態は初めての体験でしたがかなり迫力があり、状況が良く分りました。
 そうした実体験が、航空気象の予報や観測に生かせたものと思っています。(桜54)

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