2011年9月2日金曜日

防災を考える(42:台風接近)

9月2日(金曜日)
 昨日は<二百十日>でした。
 毎年9月は台風シーズンですが、近年では地球温暖化の影響で日本付近で台風が発生したり、ほとんど台風の来ない年があったり、強い勢力を保ったまま接近したり、更に季節はずれで接近したりと定まった状況ではありません。
 今年も台風第12号が北上接近していますが、当初予想のコースが徐々に西寄りに変り西日本へ指向しています。
 天気図を見ますと、北太平洋にある優勢な高気圧がデンと居座り、その勢力を日本付近まで強めています。そのため台風はその縁を回るように大きく迂回し、しかも上空の流れ(偏西風)も例年より北を通っていますので、台風がその流れに乗れず動きが遅いようです。
 こういった状況で台風の予想進路が西寄りに変更となったり、急に減速したりと難しい予想(予報)になっているようです。
 今後(北緯30度を超える付近から)は向きを次第に北又は北北東に変え、西日本(四国か紀伊水道付近)に上陸する可能性が出てきました。勿論四国地方は暴風圏内に入り大荒れの天気となりそうです。
 窓の下を先ほど小学生が集団登校しましたが、自宅待機となるかも知れません?(桜54)

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