2011年9月24日土曜日

仕事遍歴(36:高知の気象で)

9月24日(土曜日)
 今日は土曜日ですが、小学生は明日の運動会のため登校しています。
 さて小生、高知県での勤務は延べ7年(室戸岬3年・高知3年・土佐清水1年)勤務しましたが、それぞれの土地でいろいろな気象現象と共に過激な(特徴ある)体験をしました。
 まず<室戸岬>では、山の上に測候所がありましたので<強風>と<霧>に悩まされました。また湿気も多いことから<ムカデ>や<蛇>などの動物の出没が・・・。さらに猪までも!勿論風速の日本一の記録(最大風速69.8m/s)もあります。
 30年後再び高知の地に足を踏み入れ、<高知>で3年を過ごしました。ここでは集中豪雨で1時間129.5㎜、24時間約1,000㎜、浸水など雨に関する体験をしました。聞いた話では、「傘は下に向かってさせ」と言われるほど雨の降り方が尋常ではないからです。
 その数年後今度は<土佐清水>で勤務しました。ここでは塩の害に悩まされました。
 日本列島に沿って流れます<黒潮>が最初に接岸する場所なので、海の色は黒に近い青をしています。その黒潮と風によって<塩害>が発生するのです。車は勿論ですが、家・植物など塩に強いような造りや生き方が備わっているのですが、小生が1年いた間に塩害によって植物がかなり広範囲にダメージを受けたことや、干した洗濯物が何時までも乾かずべとべとと感じたり、更に強風(南風)が吹いた時には必ず洗車をしなければならないなど、かなり神経を使いました。
 その中で小生が最もダメージを受けたのはテレビです。塩害のため電気系統がやられ、自然にテレビが夜中に「パチッ」と音がして電源が入ったり、帰宅したらテレビが点いていたりとまるで<幽霊出没>を思わせる現象が何度かありました。
 そのテレビは宇和島に帰ると同時に新しく買い替えました。(桜54)

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