2011年1月28日金曜日

防災を考える(5:火山噴火)

1月28日(金曜日)
 各所でインフルエンザなどによる学級閉鎖がある様ですが、皆さんの地域では如何ですか?
 さて一昨日から、鹿児島県と宮崎県境にある霧島連山の一つが噴火しています。また昨日はその噴火によって愛媛県でも南予で<空振現象>を感じた人があったようです。
 小生が宇和島測候所に勤務していたころ、鹿児島県桜島の爆発噴火によって<空振>を体感したことがありました。ガラスが振動したのです。当時のガラス戸は今のようなサッシ戸ではありませんでしたので、大きな振動を起こしたのです。
 火山噴火は日本やインドネシアではたまに見られますが、数年前アイスランドの火山が爆発し、火山灰の広がりとともにヨーロッパの各所で空港の閉鎖がありました。今回の火山爆発でも宮崎県で火山灰の被害が発生しています。
 火山灰は非常に細かく、野山に降り積もったものに雨がかかりますと<草木が死滅する>とさえ言われていますし、また人家などに進入しますと<電子機器の故障の原因>ともなるようです。さらに人体への影響も懸念されます。
 火山爆発によって大量の粉じんが空気中に放散しますと、太陽光減少など環境に悪影響を及ぼすことも考えられますので、いろいろな情報を収集してください。(桜54)

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