2011年6月28日火曜日

宇和島を知る(32:樺崎へ)

6月28日(火曜日)

 来月早々に市民講座が開催され小生が講師を務めますので、その会場の下見と打ち合わせを現地で行いました。

 その会場は元宇和島警察署の建物で、一時別の町の庁舎と使われていましたが、20~30年ほど昔に現在の所に移築され<歴史資料館>として再出発したものなのです。

 資料館の場所は、元宇和島測候所(住吉町)があった住吉山麓に近く、その昔(江戸末期)には砲台が構えられていた場所(樺崎地区)なのです。

 また樺崎地区は、明治や大正時代には大阪や九州との船舶の出入りが多く繁栄した時代もあったのですが、今では埋め立てがかなり進んで海岸からやや離れてしまいました。


 その樺崎の砲台跡脇には、当時の面影を残して作られた砲身がデンと座っています。また砲台跡は当時のまま残されていますが一般者は上がることが出来ません(砲身の向こう側の石垣が砲台跡です)。

 さてその樺崎地区には、廃止となった宇和島測候所が入っていた合同庁舎があり、(市民講座の開催のため)管理庁へ顔を出しておきました。

 <特別地域気象観測所>のお話は後日行います。(桜54)

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