2010年5月13日木曜日

防災を考える(17:地球温暖化)

5月13日(木曜日)
 今朝の新聞を広げてみますと、気象庁が次のような2項を発表していました。
 1:台風周辺で吹く風の分は、その台風自体や地形によってそれぞれ異なります。また地球温暖化によって今世紀末には、地上風速が最大80m/s以上に達するスーパー台風が日本を襲う可能性があると警告されています。
 その台風による風の分布は暴風域や強風域として出されていますが、今年の台風時期から風の強さを色分けして防災機関に提供するとの事です。
 それによって防災機関では風等を警戒する地域がよりよく判明するため、防災活動に効果があると期待されているそうです。
 2:気象庁でCO2の観測をしている観測所は3箇所(岩手県大船渡、東京都小笠原南鳥島、沖縄県与那国)ですが、何れも都市化の影響を受けない地点が選ばれています。3地点のCO2の年平均観測値が観測史上「最高だった」と発表されました。
 春は植物の光合成が本格的に始まる前で1年間で最も濃度が高くなる時期ですが、今年は月平均値でも史上最高記録を更新したそうです。
 年々地球に押し寄せる「地球温暖化」の影響は、年々じわじわと観測値に現れてきているようです。世界中でもっと真剣に考え実行して行かないと、「数百年後には地球壊滅」になるのではないでしょうか?(桜54:「愛媛新聞」より)

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