2010年4月26日月曜日

学習してみよう(7:気象とは⑭)

4月26日(月曜日)
 しばらくの間休んでいました。
 さて前回(気象とは⑫:2009.05.27)で「上空の流れ」について説明しましたが、上空の流れが地球上からも見えるのです。これは雲の観察をすると大まかな流れがつかめます。
 一方昭和50年代から始まった「気象衛星」による雲の観測でもはっきりと分かるのです。その気象衛星は画期的なもので、地球上(赤道上)約3万5800kmの上空にあって地球表面積のほゞ1/4の範囲を見ることが出来るのです。
 精巧なカメラを使って地球上の雲の状態を映し出し、時間を追って撮影したものを連続映写しますと、まるで雲が動くように見えるのです。
 そういった雲の動きが上空の流れなのです。また雲の種類も判別できますので、天気変化が手に取るように解るのです。
 そういったものを用いた天気予報は、年々精巧に(よく当たるように)なってきました。(桜54)

0 件のコメント: