2010年1月15日金曜日

学習してみよう(1:地形効果)

1月15日(金曜日)
 一昨日から冬型の気圧配置が強まって、愛媛県南予地方では連日雪交じりの天候が続いていました。
 西日本上空に-30度以下の寒気が入る強い冬型の気圧配置の場合には、西日本でも積雪が記録されます。
 朝鮮半島の西側を迂回した寒気は関門海峡から瀬戸内海に入り、瀬戸内海から湿った空気の補給を受け雪雲が発生します。風向きが西よりの場合は愛媛県中予から東予地方で、北西の場合は大洲以南の地域(南予)で雪が降るようになります。
 今回の場合はさらに強い寒気がありました。また風向も北西風でした。よって南予各地で約10年ぶりの大雪となったのです。特に西予市や鬼北町の山間部では50センチも積もった所があるそうです。
 小生も13日に西予市宇和で、14日には宇和島市内でそれぞれ10センチくらいの積雪を久しぶりに体験しました。(桜54)

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