11月8日(土曜日)
今日は南岸に停滞する「前線」の影響で生憎の雨模様の天気です。北海道では発達した低気圧の影響で強風と雪が降っています。
気象界で言う「前線」とは、性質が異なっている空気の塊(例えば、暖かい・湿っている等)で名前が付いています。日本の周りには、オホーツク海気団(冷・湿)、小笠原気団(暖・湿)、赤道気団(暖・湿)、揚子江気団(暖・乾燥)、シベリア気団(冷・乾燥)の5つの気団があります。その気団と気団の境目に出来るのが「前線」と言われるものです。季節によって気団の勢力が異なりますので、日本の四季折々で前線の発生する場所と勢力が異なります。菜種梅雨(春)、梅雨前線(6月頃)、秋雨前線(秋)などがその例です。
この他低気圧の周りでも、規模は小さいですが空気の性質の異なる状況が出来ますので前線(寒冷前線・温暖前線等)が発生します。桜(54)
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