11月1日(土曜日)
宇和島測候所は標高42mの住吉山山頂にあると報告しましたが、測候所へは急峻の階段と細道で約300mあり通勤に大変でした。そのように山頂付近に測候所がある官署は全国に沢山ありました。姫路・室戸岬・宿毛・宮古・洲本そして宇和島などの例があります。測候所に物を運ぶ場合はそのほとんどが人力に頼っていました。
そのため、庁舎の補修をする場合にはセメントや砂利など重い物でも全て人力で一つ一つ運ばなければなりません。
それを解消すべく「道路建設」を考えたことがありますが、宇和島の場合は、①山が比較的急峻であり土質が悪い事、②土地の持ち主が沢山いて処理に大変な事、③道路を付けると山全体に影響が及ぶ事等で、道路建設は断念されました。
その代わり庁舎移転の話が持ち上がりましたが、さて・・・。(桜54)
0 件のコメント:
コメントを投稿