10月11日(土曜日)
小生は昭和46年5月から宇和島測候所に勤務することになりました。宇和島測候所(平成17年10月閉鎖)は宇和島城の北西に位置する住吉山(標高42m)の山頂にあり、大正11年4月に業務が開始されました。山からは、南東方向に宇和島市街や宇和島城が、東に鬼ケ城や泉ケ森など南予アルプスが、また西には宇和島湾・九島が見えるという絶好の場所でした。
登頂には、急な階段や細い道を約300mくらい歩いてやっとたどり着くという所でしたので、運動にはとても良いところでした。だから松山から転勤された方は、転出時には「スマートになっていた」という話もあります。しかし山頂に住居を構える職員にとっては食料の買出しや、子供さんたちの通学にはかなり不便だったようです。そういう道を小生は14年間通い続けました。後を振り返ってみましたが、そのつらさは全く記憶にありません。楽しく通勤したのでしょうか?(桜54)
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