10月8日(水曜日)
昭和40年代半ば、日本の経済は急速に伸びて行きました。いわゆる「高度成長」です。
小生の親元は商店を営んでいました。トイレットペーパーがあっという間に売れてしまい、問屋に注文してもなかなか入って来なかった様な話も聞きました。その後諸物価がドンドン値上がりしたそうです。そういった中、小生たちの宿舎(「官舎」という)が年々良くなりました。室戸岬時代には官舎というものは僻地官署(都市から遠く離れた所、病院が少ない等)では職員宛にある程度行き渡っていましたが、都市などにある気象台では職員全てに行き渡っていませんでした。宇和島測候所においても然りです。
でも高度成長期にあった時代なので、徐々にではありますが職員に行き渡るよう官舎の建設が始まっていました。
小生もこの時代の転勤により、宇和島測候所に勤務する(東京から転勤)に当って官舎が割り当てられました。とても住心地は良かったのですが・・・。(桜54)
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