2014年7月3日木曜日

防災を考える(15:降水量が増える)

7月3日(木曜日)
 西日本では現在、梅雨前線の影響で九州から四国にかけ強い雨が降っています。この雨雲はこれから近畿・東海・関東へと東進し、各地で大雨を降らすでしょう。
 さてこの雨雲から降って来る雨1時間80mm前後の猛烈な雨となり、各地で豪雨災害の発生する懸念が出て来ました。
 その昔は50mmを超えるような<非常に激しい雨>はめったに降らなかったようですが、近年は地球温暖化の影響と共にその数が増え、また河川管理や土地管理の問題から各地で水害も多く発生しています。
 小生宅付近は比較的低地なので、30~40年昔までは毎年低地浸水で悩まされていました。しかしその後排水設備の完了で浸水騒ぎは無くなったのですが、また新たな問題も発生しています。
 小生が高知に居た時には、1時間80mmを超える<猛烈な雨>が4時間も続き可なり広範囲で浸水しました。所によっては天上付近まで浸かった所もあり、死者も出たのです。
 近年は雨の集中性、短時間強雨、土地のコンクリート化で土地に水が浸み込まない(又はかなり遅い)、人間の居住場所、土地造成などいろいろな問題によって浸水被害は多様化しているようです。
 行政に頼らず、日頃から周辺の状況を加味しながら災害に備えて下さい。(桜54)

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