2013年8月13日火曜日

仕事遍歴(23:ついに41度!)

8月13日(火曜日)
 昨日ついに41度の壁に突入しました。
 高知県四万十市江川崎(旧西土佐)で、日本最高値となる日最高気温41.0度を記録しました。
 アメダスの観測所が全国に展開されてから各地で40度を超す値が出ていましたが、ついに41度の壁を破ったのです。
 この江川崎の観測所には仕事として何度か足を運びましたが、それほど気温の上がる場所ではないと思っていたのです。近くには四万十川が流れ、しかもこの観測所は学校の敷地内にあったのです。
 昨日当時のデーターを見てみますと、鬼が城山を超える(西寄り)風が卓越しフェーン現象を起こし、乾燥した空気となって気温を押し上げた可能性もあるのです。風上に当る宇和島では湿度がやや高く風は何時もよりやや強く吹いていました。
 この現象は、その昔宇和島でも40度を超す気温を記録した時と(逆の風ですが)ほぼ同じで、当時の記録を見ますと鬼が城山から吹き下ろす風がフェーン現象となっていました。
 どちらにしても高温になる要因は、盆地状の地形、付近に高い山がありフェーンを起こす元になるものが必要なのです。
 近年ではコンクリート化の影響もかなり出ているようです。また都市部での空気が移動と共に、熱の供給があって徐々に高温になることもあるようです(関東周辺や大阪・名古屋周辺)。
 どちらにしても40度を超す気温、つまり体温より高い気温になると日本人は(慣れていないせいもあって)体力的な消耗に繋がり、病気になる恐れがありますので体調管理には十分ご注意ください。(桜54)

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