2012年8月1日水曜日

防災を考える(18:吹くか局地風)

8月1日(水曜日)
 いよいよ今日から8月です。今朝もまた盛んに蝉が鳴いています。
 さて台風第10号が日本の南海上に迫って来ています。このため西日本の太平洋側では波が高くなって、所々で雨が降り始めました。
 当宇和島でも今朝ほどから東寄りの風が間欠的に強くなって来て、鬼が城山系では黒い雲がかかって山麓では雨が降っているようです。
 天気図を見てみますと、日本の東海上には優勢な高気圧があり西に張り出し、また台風が徐々に接近していますので、西日本では等圧線が混みはじめ次第に東寄りの風が強くなっています。
 当宇和島では、このような気圧配置の時には<宇和島のわたくし風>という特有の局地風が吹きます。
 今朝は、この風や雨を予想して女房殿の母上宅に行き雨戸を閉めました。案の定、行き帰りにはわずかな雨と共に瞬間的な風が吹き、軽い物は飛ばされていました。女房殿の里はこの風が良く吹く場所にあるのです。
 この局地風の強い時には、瞬間風速30メートルに達する時があるのです。注意しましょう。(桜54)

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