2012年8月18日土曜日

仕事遍歴(31:猛暑日と熱帯夜)

8月18日(土曜日)
 近年は<猛暑日>という言葉が頻繁に出て来て、熱中症と抱き合わせのように言われています。猛暑日とは<日最高気温が35度以上になる日>と近年定められたのですが、宇和島でもその昔(1967年)には、この猛暑日が8月に15日間もあった事がありました。しかしその当時は、<猛暑>という言葉は全く無かったのです。
 一方<熱帯夜>という言葉はかなり以前からあり、近年はその回数が都市部を中心にかなり多くなっているようです。
 当宇和島では熱帯夜(日最低気温が25度以上)の平年(30年平均値)の日数は8.1日ですが、昨年(2011年)8月には9日間、今年に至って(17日まで)は10日間もあるのです。
 その昔は夜間の熱源となる道路舗装やビル等は少なく、また夜間に使用するエアコンなどもかなり少なかったのです。さらに山林や田畑の面積も多かったのです。
 そういった環境の変化が徐々に気象の数値に現れているようです。(桜54)

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