2009年8月29日土曜日

宇和島を知る(34:町名⑮)

8月29日(土曜日)
 「妙典寺前(ミョウデンジマエ)」は、大正から現在に至る町名で、神田川の左岸に位置し元は丸穂の一部でした。宇和島の寺町の一環をなして、仏海寺・光国寺・妙典寺があります。町名の由来もこの妙典寺の門前であったことから付けられました。
 「向新町(ムカイジンチョウ)」は、江戸期から昭和41年までの町名です。町名は元御足軽町(オアシガルチョウ)と称されたようですが、横新町の川向こうにあることから「向新町」と改称されたようです。
 「明倫町(メイリンチョウ)」は、神田川河口右岸に位置し西と北は宇和島湾に接しています。町名の由来は旧藩校明倫館に由来するそうです。江戸期は干拓地でしたが昭和7年第一小学校(現在の明倫小学校)が、また昭和15年には第二小学校(現在の鶴島小学校)が移転し、改称されたそうです。昭和41年の住居表示変更により、一部は文京町に変更されました。(桜54)

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