2009年8月9日日曜日

防災を考える(18:大雨災害)

8月9日(日曜日)
 熱帯低気圧が日本の南海上にあって北上を続けています。
 このため西日本を中心に南から湿った空気が入り、徳島県・高知県では1時間に60ミリ前後の激しい雨が降っています。現在(13時)までに多い所では300ミリに達した所があり、被害の発生が心配されます。また明日は熱帯低気圧が台風に変わって接近しますので、さらに雨の量が増えそうです(四国地方の多い所ではさらに250ミリ以上かもしれません)。
 一方台湾では、台風第8号の影響でかなりの大雨となっているようで、災害が発生しています。多い所ではこの台風による雨が2400ミリに達したそうです(年間の降水量は、高知県では2500ミリ、宇和島では1600ミリ、松山では1300ミリくらいです)。
 1日の降水量が150ミリに達すると災害が発生するといわれますので、雨の量には注意を払ってください。
 ちなみに小生は、平成10年の高知豪雨で1000ミリの雨を経験しました。(桜54)

0 件のコメント: