2009年1月15日木曜日

桜開花観測(3:資料集め)

1月15日(木曜日)
 ここ数年、低温期(日平均気温5度以下の日が5日以上連続する)はありましたが、なかなか思うような寒さにはなっていません。
 桜の花芽はある一定期間寒さを必要とします。その寒さが明けると花芽は気温の上昇と共に開花に向け活動を開始するのです。その一定期間の寒さは日平均気温で表していますが、桜標本木付近で観測していませんので、標本木周辺とは気温の差があるのですが宇和島測候所(海岸部にあります)の気温を指標として採用しています。
 そういったことで若干の誤差はあるかと思いますが概ね順調に計算が出来ます。その計算方法を採用する一方で、1月から開花までの期間は花芽の状態を観察します。その両者を総合して開花日を推定しているのです。
 現在日平均気温の資料を集めていますので、3月1日に開花日を推定します。(桜54)

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