1月7日(水曜日)
空港の予報にもやっとなれましたが、予報だけやっていてもその予報を出すための観測が必要です。その観測自体を憶えるのにも大変でした。
観測には「定時観測」と「臨時観測」とがあります。
「定時観測」とは、1時間ごとに、気温や湿度、風のなどの地上気象観測と同じ項目の観測をしますが、その他に航空機にとって重要な雲の高さや種類、また各方向に対する視程(眼で見える距離)等を観測します。
「臨時観測」とは、各気象要素がある基準を上下した場合には、1分刻みであっても観測するのです。
航空機は全て計器飛行ですが、着陸時等は目視でも確認して飛行機を着陸させるからです。そういった気象要素の変化を刻々と航空機(航空会社)に通報します。
松山空港では、早朝5時(航空機の1番機が出発する2時間ほど前)から観測を始め、最終便が出た後も観測をすることになっています。だから勤務自体は「泊り」勤務となるのです。(桜54)
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