2015年8月4日火曜日

防災を考える(22:猛暑各地に)

8月4日(火曜日)
 今日も各地で、体温よりも高い<猛暑日>が発生しそうです。
 さてこの猛暑日、その昔はそれほどの発生は無かったのですが、近年は人間様の生活環境が大きく変わった関係で各地で発生しています。
 しかし当地では、そのずっと昔に40度を超えた事はあっても近年は静かに鎮座しています。
 近年の気象観測所(主にアメダス観測所)は、周囲の環境が大きく変わっているのです。観測所の周辺はコンクリートで固められた都市部にあったり、また家庭から出る熱によって気温を上昇させたりと<人為的な気象>に変化しているのです。
 宇和島での最高気温出現時は、後背の鬼ケ城山を越える風がフェーン現象を起こし高温となったと記録(解析)されています。
 関東や中京また関西での高温現象は、こういったフェーン現象ではなくコンクリートや家庭熱の塊が徐々に奥地に移動し高温になったと説明も出来るのです。
 近年の高温現象は都市部を中心に発生していますので、都市部でお暮しの方は十分注意願います。
 注)高知県江川崎の高温現象は、また違った要因があるようです。(桜54)

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