2015年4月3日金曜日

防災を考える(8:愛媛県東予では!)

4月3日(金曜日)
 今日は以前には<ひな祭り>(節句)と言い、それぞれが弁当を持っての花見や散策に出かけたものでした。
 さて今朝の天気図を見てみますと、全国的に荒れる予想の気圧配置となっています。
 日本海には発達中の低気圧が、また日本の東海上には優勢な高気圧があってその気圧差が大きくなっているのです。
 そのため全国的に南風が強くなり、特に山越えをする風の吹く場所では突風が懸念されるのです。
 愛媛県東予地方では、日本三大悪風と呼ばれる<やまじ風>の吹く可能性があり、農作物や住宅の被害が懸念されます。
 小生がその昔松山の予報官だった頃、このやまじ風の予報・注意報出して警戒を促していましたが、それ以上の突風が吹いて電力送電の鉄塔が倒壊した経緯があります。
 瞬間風速は有に60メートルを超えたと予想されるのです。通常の台風でもそれほど吹きませんので、その威力はものすごいものでした。当時の新聞には大々的に掲載されていた処です。
 局地風は各所にありますので、それぞれの地域の方は地元の古老や図書館等でお調べ下さい。
 なお当地(宇和島市)では、<わたくし風>と言う鬼が城山麓に吹く局地風があります。(桜54)
 注)東予の<わんこたいちさん>ご注意を!

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