2012年7月4日水曜日

桜つれづれ日記(58:コンビニの始まり)

7月4日(水曜日)
 その昔小生宅は商店を営んでいたことはすでに掲載していますが、戦前から祖母たちがミシンで衣料を縫ったりまた種屋を営んだり、さらには菓子を作って売ったりといろいろな商いをしていたのです。その後店を宇和島市内に移し、青果や菓子・日用品、さらには生命保険や写真・切手などの代理店や委託販売もしていたのです。
 小生は中学生の頃から、妹に至っては小学生の頃から店の手伝いをしていました。
 朝は6時前には、夜は11時頃まで店を開けていたのです。また土日祭日などもなく、年間364日、つまり正月(1月1日)だけ休んでいたのです。だから両親はほとんど寝る暇もなかったと思われます。
 こういった店の形態や運営は今の<コンビニ>の元祖かも知れませんね。
 時には<配達>と言って、遠く数キロ先まで自転車で品物を届けたことも度々ありました。身体の悪かった父上殿はかなりきつかっただろうと思います。だから満64歳の若さでこの世を去ったのです。残念です。(桜54)

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