2012年7月6日金曜日

学習してみよう(21:宇和島の夏)

7月6日(金曜日)
 地元宇和島の人は「宇和島の夏は(蒸し)暑いでっせ!」と、如何にも日本の最高水準を行くような言い方をしますが、確かに当てはまる事は当てはまるのですが気温が高いだけではないのです。
 宇和島はご存じのように西に面した海岸沿いにある町なので、日中は西から湿った風が入って来ます。また日中は、宇和島が一種の盆地状なのでやや高くなる事があるのです。
 こういった地形的要因がある上に、夏場は比較的風が弱い所なのです。
 一方小生が勤務していました京都や大阪は、宇和島以上に気温が高くなる地域なのと、夜間でもあまり気温が下がらない場所なのです。これは、地面のほとんどがアスファルト等で覆われて、地中に保温材を抱えているようなものなのです。
 肌が気温の変化を感じる要因のもう一つに湿度があり、乾燥させると気温の割にはそれほど暑さを感じないものなのです。
 そういった、気温・風・湿度など諸々の要因の組み合わせで、体感的温度が変わって来るのです。
 この3つの要素を使って小生が実験的に考案した計算式(感覚指数)で、簡単に調べることが出来ます。(桜54)

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