2012年7月2日月曜日

仕事遍歴(23:雷災)

7月2日(月曜日)
 昨夜の宇和島地方は激しい雷雨となって、瞬電が度々ありました。1時間57㎜の激しい雨と共に雷が鳴り、一気に池の水が増えたのです。
 仕事柄この雷には、あちこちでいろいろな体験をさせていただきました。また恐ろしい目にもあちこちで遭遇しました。
 昭和38年室戸岬測候所に奉職後、付近の鉄塔に落雷し仕事上使っていました<電鍵>から強烈な火花が出て、一瞬たじろいだことがありましたが幸いにして雷災は免れました。
 その後東京では、友人が夏山登山の最中雷に打たれ負傷し、松山では付近の電柱に落雷し<誘導雷>によってテレビが故障しました。その後宇和島でも同様な被害を受けました。
 最も恐ろしかったのは潮岬時代で、平成6年高層課で仕事をしていた時やはり付近誘導雷によって作業機器が損傷しましたが、その時一瞬床が真黄色に見えました。多分電気の作用で空気中の電子が一瞬異変を起こしたのではないでしょうか?たまたまその時は別の部屋に居ましたので事なきを得ましたが、電子機器は全滅し1週間使用不能でした。後日、「もしその時その部屋に居たら」と考えますとぞっとしました。
 平成10年高知では、大雷雨のため1時間129.5㎜の豪雨、4時間も豪雨が続き360㎜も降ったのです。この値は6月ひと月分の降雨量に匹敵するのです。
 そういった数々の雷災をあちこちで経験しましたので、昨日の雷(雨)はほとんど気にしませんでした。(桜54)

0 件のコメント: