2010年2月11日木曜日

防災を考える(5:昇温)

2月11日(木曜日)
 昨日は西日本各地で気温が上がっているようです。
 宇和島地方でも気温がかなり上がりました。日最高気温は22.4℃と2月としては第7位の記録となりました。ちなみに今までの最高気温は23.7℃(1979年2月21日)ですから、かなり上位の記録なのです(80年余りの記録があります)。
 また朝の最低気温もかなり高く、日最低気温の高い方から4番目の14.0℃を記録しています。ちなみにこの記録の最高は17.8℃(1950年2月9日)でした。
 このような時の気圧配置を見ますと、日本海に低気圧(気圧の谷)があって、南から湿った暖かい空気が入っている時なのです。低気圧が発達した場合には、「春一番」のような強風を伴うことがあるのですが、今回の場合は少し気圧配置が違っていたことと低気圧の発達がありませんでしたので、風はあまり強く吹きませんでした。
 日本海で低気圧が発達した場合には、愛媛県東予地方では「やまじ風」が吹く場合が多く、地元の方は「家が揺れる」などととても心配されています。(桜54)

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