2010年2月7日日曜日

防災を考える(4:津波の力)

2月7日(日曜日)
 今日午後3時10分頃、石垣島近海でマグニチュード6.6の地震が発生しました。
 気象庁では同時13分に八重山地方に「津波注意報」を出したそうです。高いところで50cmに達すると見られます。
 小生が潮岬に居た頃、遠地の地震により潮岬に26cmの津波が押し寄せました。たかが26cmと思われますが、その時海中にいた人は津波によって海水が動いた際、ほとんど自力で動けなかったそうです。津波は海面が動くのではなく、川の流れのように海(水)全体が動きますので自由が利かなくなるのです。
 1m近くになりますと係留された小型船舶は転覆したり、また筏など係留されているものも綱が切れ流されるそうです。またリアス式海岸を持つ地方では、湾の奥ほど津波高が高くなりますので警戒が必要です。(桜54)

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