2009年11月13日金曜日

宇和島を知る(41:町名⑰)

11月13日(金曜日)
 宇和島にはお寺が比較的多くあります。その中で町名になったものを探してみました。
 竜華前(リュウゲマエ)は、辰野川左岸に位置し宇和島城の東に位置します。地名の由来は「竜華山等覚寺」に由来し、江戸期から昭和41年まで続いた町名です。宇和島城とほゞ同じ目線にあり静かな住宅街となっています。昭和41年以降は「宇和津町」と名称が変わりました。
 竜光院前(リュウコウインマエ)は、辰野川の右岸に位置し宇和島城の北東に位置します。江戸期から昭和41年までの町名ですが、それ以降は「錦町(ニシキマチ)」と名称が変わりました。町名は元は丸穂村の一部で「臨海山竜光院」に由来します。戦争で町内全域が消失したそうです。
 なお竜光院は、四国霊場八十八ヶ所第41番札所竜光寺(宇和島市三間町)の奥の院です。(桜54)

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