7月16日(木曜日)
宇和島在籍14年、松山在籍8年(合計愛媛県在籍22年)の永きに渡った測候所気象台の勤務に終止符を打ち、1993年4月新たな勤務地に向けての辞令を受けました。その勤務地は和歌山県潮岬測候所です。
海を隔てた場所へは、荷物は運送会社に頼みましたが小生たち家族は一緒の車で赴きました。乗用車に5人乗り込み、トランクには必需品などぎっしりの荷物。また座席下などにもそれぞれ荷を置き、松山→徳島→(フェリー)→和歌山(泊)→串本(潮岬)で行ったのです。皆初めての土地だったので見る景色などはとても目新しいものでした。
やっと着いた高台の宿舎。ここから見る景色も格別でした。北には紀伊半島の山々が、南には潮岬灯台や太平洋の海原が、西や東も太平洋が広がっています。本州最南端の場所なのです。
小生はこの地にて、3年間の課長職として仕事(部下の技術指導や生活相談など)が始まったのです。その他、小生としても初めての経験がいろいろ待っていました。(桜54)
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