7月7日(火曜日)
日本付近は九州から日本海南部にかけ低圧部になっていることから、南から暖かく湿った空気が日本各地に流れ込んでいます。
このため北海道から九州にかけ気温がかなり上がっています。特に山陰や北陸などでは真夏日となっていて梅雨の晴れ間を満喫しているようですが・・・?
このように湿った空気が日本の南から入って来る時には、北陸地方では顕著な「フェーン現象」が発生します。これは、日本の背骨に当たる日本アルプスを越えた空気が、山を降る時乾燥し気温が上昇するためです。
山形市で観測した40.8度(1933年7月25日)の最高気温や、宇和島市で観測した40.2度(同)もフェーン現象によるものでした。
低気圧が発達しながら日本海に入った時発生するフェーン現象や、愛媛県四国中央市で発生する「やまじ風」などは、強い南風のいたずらです。(桜54)
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