2008年12月16日火曜日

防災を考える(9:津波対策)

12月16日(火曜日)
 昭和南海地震は、昭和21年12月21日早朝室戸岬沖を震源として発生し、高知県・和歌山県・徳島県を中心に多大な被害をもたらしました。その時高知県を中心に津波が押し寄せ海岸破壊・人身損壊が発生しました。和歌山県串本では海岸から10kmくらい奥まで津波が押し寄せたそうです。愛媛県でも津波による被害が発生しました。
 近年予想される南海地震は、その昭和南海地震に比べ一回り大きいと予想されています。小生が高知県にいた10年余り前、高知県では関係する機関並びに大学の先生方と勉強会を発足させ、小生も一員として参加しました。
 津波に対しては、ハード的な防災からソフト的な防災までありますが、人間が出来る範囲はたかが知れています。まずは「津波が発生したら逃げる」事です。
 日頃から「地域における避難場所を知っておく」、自分の土地から離れた時は「堅固な建物や高台に避難する」、と言った「自衛手段」を考えておく必要があります。(桜54)

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