12月18日(木曜日)
東京から転勤して宇和島測候所で勤務することになりましたが、宇和島での滞在は長きに及びました。それは小生の父上殿が絡んだものだったのです。
小生の父上殿は戦争で大病を患ったのですが、そのいたわしい身体を押して小生たち3人の子供を育て上げたのです。父上殿宅は商家(今のコンビニ的なもの)を営んでいましたので、早朝から夜遅くまで店を開けていました。だから身体にはかなり無理が出てきていました。片肺を失い、喘息を患い、腰痛の悪化等と晩年は病院通いと入退院を繰り返していました。また母上殿も50歳代後半から病気持ちとなったのです(父上殿は昭和58年没)。
そういった家族の健康状態があったため、小生はこの宇和島に14年間滞在しました。
当時の小生たちの職場では、長くて10年、通常3~5年くらいの転勤周期でした。
父上殿の死後、小生は転勤生活を重ねることになったのです。(桜54)
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