2008年12月25日木曜日

防災を考える(10:冬型強まる)

12月25日(木曜日)
 北海道から日本海南部にかけての前線が現在通過中です。この前線通過後は強い寒気が押し寄せてきますので、明日は冬型の気圧配置がさらに強まります。このため明日は日本海側を中心に激しい雪となり、西日本でも所によっては雪の降る可能性が出てきました。
 今日日中の最高気温は12度前後でした。また、午後から次第に南予地方では北西の風が強くなって宇和海では12メートル前後の強風が吹いていました。しかし、明日はさらに寒く風が強くなる可能性があり、沿岸の海上・海上の船舶等は注意警戒が必要です。
 と言ったような文章を小生が予報官時代に書いたことがあります。一般的な文章かと思いますが、愛媛県南予地方は、特に強い冬型の気圧配置の時には海上を中心に警戒すべき点が多いようです。海上は大時化、海岸部は高波、山間部は積雪、など南国では見られない現象が出てきます。また明朝の道路凍結にも注意が必要です。<クリスマス寒波・38豪雪・55豪雪など>(桜54)

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