2008年12月9日火曜日

仕事遍歴(67:期待があった)

12月9日(火曜日)
 とある場所で以下の話を聞きました。
 宇和島にも測候所があった時代に、宇和島地方で鬼が城から吹き降ろす局地風(「わたくし風」と言う突風を伴う風)に対する問い合わせを、度々していたそうです。この風は被害を伴うことがありますので、事前に知っておればある程度災害を防ぐことが出来るからです。その問い合わせをした人は、測候所が廃止されとても残念がっておられました。
 気象庁では10数年前から測候所の廃止が打ち出され順次廃止されました。四国では、宿毛・剣山・多度津・宇和島・足摺岬そして今年の室戸岬の各測候所が廃止され、測候所という字の付く気象官署は無くなりました。残るは各県1つの地方気象台だけとなり、地方に根ざした測候所への問い合わせが出来なくなったのです。とても残念です。
 小生は、行政のあり方に疑問を感じています。(桜54)

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