2008年12月20日土曜日

宇和島を知る(21:町名②)

12月20日(土曜日)
 宇和島の町名はまだまだ昔の名前が残っているようです。今回も以下の名前(「御殿町」、「追手通」、「愛宕町」、「中町」、「鎌原通」)を調べてみました。
 「御殿町(ゴテンマチ)」は、江戸期に藩庁があった場所で、中御殿・本御殿があったそうです。
 「大手通(オウテドオリ)」は、宇和島城の正門である大手門に由来します。その当時袋町の裏町として整備されたそうです。また現在は「本町」と合名して「追手本町」と称しています。
 「愛宕町(アタゴチョウ)」は、元禄年間の絵図では山伏(ヤマブシ)町と称し修験者や下士が居住していたそうですが、愛宕山延命寺があったことから改名されたそうです。
 「中町(ナカノチョウ)」は、江戸期に広小路や鎌原通との間にあったことから名付けられたそうです。城下家中町の6本の通りのうち道路幅が最も広かったそうです。
 「鎌原通(カンバラドオリ)」は、宇和島藩の物頭:鎌原氏が居住していたことに由来するそうです。
 このように少しずつ調べて行きますと昔を思い出されます。(桜54)

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