2008年12月6日土曜日

宇和島を知る(20:町名)

12月6日(土曜日)
 宇和島の町には昔の町名がまだまだ残っていますが、由々しき町名は残しておきたいものですね。   
 「元結掛」、「山際」、「神田川原」、「佐伯町」、「御徒町」、「伊吹町」など調べてみました。
 「元結掛」とは、江戸期に名付けられたもので、馬目木大師の側にある巨木の枝に通行人の元結が引っかかったことからの名前だそうです。
 「山際」とは、大正末期頃に名付けられたもので、元丸穂村の山麓にあったことに由来します。
 「神田川原」とは、宇和津彦神社の神領田があったことから神田川の名が付き町名になりました。
 「佐伯町」とは、藤堂高虎の家臣の<佐伯権之助>の居館があったことに由来すると言われています。
 「御徒町」とは、侍屋敷が存在したことに由来します。
 「伊吹町」とは、大正末期からの町名で、伊吹八幡神社の名前をとって付けたそうです。
 この他、宇和島にはまだまだ沢山の懐かしい名前が残っていますので、皆さんで探してください。また現在無くなっている町名でも市の方で刻印された盤があちこちに設置してあるそうです。(桜54)

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