2017年1月11日水曜日

仕事遍歴(1:冬の便りは・・・)

1月11日(水曜日)
 気象台ではいろいろな気象現象を統計処理されていますが、冬季の現象は前年(10月頃)から翌年初春にかけて発現(初見)する現象を記録統計しています。
 小生もその基準にのっとり、この宇和島地方独自の状況を記録している処です。
 宇和島地方は冬季は比較的早くいろいろな気象現象を観察(発現)する事が多いので、統計的には一つの目安となる事が多いのです。
 その一つに<冠雪>と言って山に雪が積もる状態を、遠望で観察する状況なのです。
 1000メートルを越える山を有する宇和島地方では、冬の季節風が吹き出す頃に<初冠雪>という現象を記録するのです。
 昨年暮れ2016年12月15日に、宇和島市の後背にある<鬼ケ城山(1142m)>で初冠雪を記録しました。
 その前月の11月26日には<初霜>を観測しましたが、年が明けてはそれほどの冷え込みがなく平地ではまだ雪や氷は観測していません。
 ちなみに昨年(2016年)は1月19日に雪が降り、翌20日には積雪を観測しました。
 さてこれから2月中旬頃までは寒さが続きますので、どなた様もお身体にはお気を付け下さい。(桜54)

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