2013年11月11日月曜日

仕事遍歴(33:冬を予想する)

11月11日(月曜日)
 気象庁ではいろいろな天気図を公開していますが、その中身にはかなり高度な天気図等が含まれています。
 さてそういった天気図を利用される方はかなり限られていますが、ちょっとだけ紐解いてみました。
 地上天気図では北日本を中心に冬型の気圧配置が強まって来る、との予想なのですがさてどうなのでしょうか?
 通常一般の方は<地上天気図>で判断しますが、専門家は<まずは上空の状態がどうなるからこうなる>との判断から、<冬型強まる>との結論を出すのです。
 そういったことで予想(高層)天気図を見てみますと、上空5500m(500hPa)では高度が下がり寒気の南下が予想されています。
 そのため上空の寒気(マイナス12度線)は、一気に四国沖まで南下し西日本まで寒気に覆われそうです。すなわち冬到来です。
 上空の寒気は高い山での<冠雪>にも関係しますのでそれを紐解いてみますと、宇和島市の冠雪記録(鬼が城山)では2002年11月4日が最速日となっています。
 今年は未だ記録として出ていませんが、上空には強い寒気が入って来ますので気を付けねばなりません。
 南国四国でも<雪の便り>は間もなくですよ!(桜54)

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