2013年11月17日日曜日

日本の言葉(10:ヒゴとコヨリ)

11月17日(日曜日)
 前線の通過で日中一時的に雨が降りました。
 明日は当地区の資源ごみ回収日なので、この後も雨が降らないか心配です。
 さて小生が細工物をいろいろしているのですが、その中で<かまぼこ板>細工をする時に繋ぎの部分に竹ひごを作って用います。今まではネジ釘を使っていたのですが、物によっては板が割れる時がありますので、穴を空けこの竹ひごに接着剤を噛まして使うとかなり接着効果が出るのです。
 さてこの<竹ひご>や<コヨリ>という言葉は、現在の世の中では可なり死語の感じがしています。
 広辞苑では、竹ひごは<竹を細かく削ったもの>と書かれていますが、今ではこのような物は(焼き鳥等の)竹串として使う以外にはないようです。またコヨリは<細かく切った紙によりを掛け紐状にしたもの>と書かれていて、その昔は製本や七夕短冊に用いたものでした。
 今の若者等に聞いても「それなあに?」と、返ってくる言葉は決まっているようです。
 時にはこのような言葉も、思い出されては如何ですか?(桜54)
 

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