2012年4月7日土曜日

学習してみよう(9:爆弾低気圧)

4月7日(土曜日)
 今朝の新聞によりますと、先日日本海で発達した低気圧が日本各地で強風による被害を発生させましたが、その解析結果が出たとの掲載がありました。
 そもそも<爆弾低気圧>とは、24時間に低気圧の中心気圧が24hPa(ヘクトパスカル)以上低くなる温帯低気圧の事を言いますが、今回の場合は2日21時の時点で1006hPaだった中心気圧が、24時間後には964hPaと一気に42hPaも低下したのです。
 この低気圧の発達によって、各地で家屋の損壊や交通機関の乱れ、また日本海や太平洋岸では高波の被害も出ていました。またこれらによって死人や負傷も数多く出て痛ましい報道がなされたのです。
 この爆弾低気圧の解明を気象研究所の方がなされていますが、理論的に分かっていても自然(地震・津波・台風など)相手の災害には、どのようなものでも人間の力では防ぎようが無いのです。(桜54)

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