4月26日(木曜日)
小生が気象庁の門を叩いたのは、高知県室戸岬(室戸岬測候所)でした。
当時、この宇和島から国鉄(現JR四国)に乗り高知県江川崎まで行き、そこからバスで窪川まで曲がりくねった道を数時間かけて行ったのです。窪川から再び国鉄に乗って高知市に行き着いたのは夕方前でした。高知市から土佐電気鉄道に乗り換え安芸市まで。そこからバスで奈半利町までで、着いたのは夜になっていました。当日はそこで父と共に宿泊。
翌日室戸岬へはタクシーで。職場(山頂)への道は土砂崩れで崩壊していましたので岬突端から遍路道を歩いて職場まで。父は片肺が無かったため、息を切らしながら何度も休み2時間近くかかって登りました。
その一方、退職時には同じ高知県でも足摺岬(清水測候所)でした。
この時職員の見送りは一人で、あっけなく職場を後にしたのです。
40数年間の気象庁生活の<入り口と出口>は、共に高知県(両岬)でした。(桜54)
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