2012年4月21日土曜日

学習してみよう(11:上空の状態)

4月21日(土曜日)
 皆さんは毎日空を見上げ、空に浮かんでいる雲を見ることがあるでしょう。その雲のお話です。
 地球の周りには厚さ数十キロの空気の層がありますが、その空気には大なり小なり水分(つまり水蒸気)が含まれているのです。その湿り具合と空気の流れによって雲の出来方が違うのです。
 例えば、上昇する空気が多いとモクモクと湧き上がる雲、すなわち入道雲(積雲や積乱雲)が出来ます。また地表に近い所が湿っていますと霧、すなわち層雲と言う雲が出来るのです。
 飛行機が飛んだ後によく飛行機雲が出来るのをご存じかと思いますが、飛行機の後にずっと雲が残る時とすぐ消えてしまう時があります。すぐ消えてしまう時はその付近の空気は湿気が少ないのです。逆に雲が消えない時は湿気が多いと言うことを意味しています。これによって今後の天気の状態が概ね判るのです。
 飛行機雲が残っている時は<その付近は湿っている>と言うことなので、ひょっとすると翌日には雨が降るかも知れませんよ!(桜54)

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