2011年2月20日日曜日

宇和島を知る(7:筋違い)

2月20日(日曜日)
 今日は曇りながら穏やかな日なので午前中散歩に出かけました。
 宇和島には城下町当時の名残があちこちに残っています。寺界隈や町名の名残り、また医療機関や学問所などです。その一つに<筋違い通り>というものがあります(写真上)。
 この道路は真正面から見ますと<行き止まり>のような感じがしますが、ちょっと目をずらせば立派な道路が付いているのです。これは戦国の世に、他国から攻められた場合逃げ場を確保することと、相手方の目をくらます役目を果たしているのです。
 市内には数か所まだこのような場所が残っています。見え辛いかも知れませんが、写真中央の電柱の右には宇和島城が見えているのです。
 下の写真は当時武家屋敷があったところで、市内幹線道路以外は二車線はほとんどありませんが、この場所だけは当時のままの道幅で二車線の広い道が残っていて、今でも両側には広い屋敷風の家が立ち並んでいます。
 遠くに見える左側の山(電柱の後ろ)は泉が森です。
 今では歩く度にいろいろ発見することがありますので、散歩も楽しくなりました。(桜54)

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