2009年12月16日水曜日

仕事遍歴(88:竜巻調査)

12月16日(水曜日)
 高知県では毎年気象現象による被害や災害が発生しています。その中の一つに竜巻被害があります。
 竜巻発生の分布は、主に西日本から東海・関東にかけての太平洋側で発生しています。最も多いのは沖縄県や宮崎県ですが、高知県も上位にランクされています。
 その高知県では、小生が在籍しました3年間に5~6回も発生したのではないでしょうか。
 高知市に近い南国市でも規模は小さいですが日中発生したのです。翌日規模や走行などの調査を行いました。それによりますと、海から陸地に向かって沿岸沿いを数百メートル移動していました。被害の方はビニールハウスの飛散や屋根瓦の飛散など小規模でしたが、それでも渦巻く強風によって軽い物は遠くまで飛ばされていました。
 こういった被害状況を地図上に落とし記録に残すのです。それによって被害分布や風の強さなどが大まかに分かるのです。
 高知県内ではこの他、窪川町、芸西村などにも行って調査しました。(桜54)

0 件のコメント: