2009年12月11日金曜日

仕事遍歴(86:高知豪雨④=資料整理)

12月11日(金曜日)
 平成10年9月24~25日の高知豪雨では、高知市内は有に及ばず各地で多大な被害を被りました。4時間360㎜、5時間410㎜の豪雨が降ったからなのです。
 9月25日から気象台の技術課長や防災課長また予報官などが、県内の報道機関に対して「高知豪雨の状況」説明(解説)、また防災機関に対しても降雨状況等の説明や資料提示に追われました。また後日には、資料を整理し時系列で示した状況の解説など、気象台が収集したあらゆる資料を一般公開しました。
 小生たち防災業務課の面々も、豪雨後の県内アメダス観測所の点検修理や資料収集など、休む暇もないくらいの忙しさでした。ようやく一段落しましたのが10日後くらいだったでしょうか?その時不意に関西のテレビ局の取材が入り、収録後全国放送になったのです。放映直後から各方面の反響がありました。
 後日、報道、行政、気象台など各機関では、「高知豪雨」をまとめた(収録した)本やDVDを出版することになりました。(桜54)

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