2009年12月5日土曜日

仕事遍歴(85:高知豪雨③=大洪水)

12月5日(土曜日)
 平成10年9月24日午後から降り出した雨は、時間と共に強さを増し18時までの1時間に52㎜、その後も50㎜、45㎜と通常の雨とは違う降り方が続きました。22時までの1時間に112㎜と100㎜を超える雨が降ったあとも90㎜近い雨が降り続いたのです。よって、21時からの4時間に362㎜というものすごい雨を記録しました。
 夕方何時ものように飲みに行った人が「入る時はやや強い雨が降っているが何時もと同じ」と言っていたとか。しかし飲み屋を出る時は足のひざまで浸かって帰途につかれる様子がテレビ放映されていました。
 小生も退庁後家で待機していたのですが、4Fに居たのでそれほど洪水になっているとは思いませんでした。明るくなって見ますと、倉庫や車のドアにゴミが一直線に残っていたのです。あとで感じたのは「その線まで水が来ていた証拠」なのです。地面上70cmくらいありました。
 この豪雨は、高知市から南国市北部までの比較的狭い範囲で集中的に雨が降ったのです。気象台以外の観測所の24時間降水量は1000㎜に達した所もありました。
 大洪水によって市内の大部分は水没し、所によっては天井近くまで水に浸かったそうです。またそれによって、悲惨な死を遂げた方があったそうです。
 小生たちは、翌日からの気象記録の取りまとめや報道対応等はかなり大変でした。(桜54)

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