2009年12月17日木曜日

日本の苗字(43:オ-タ行)

12月17日(木曜日)
 今日は冬型の気圧配置が一段と強まり、日本海側を中心に雨や雪が降っています。宇和島地方でも関門から流れてくる北西の風に乗って時雨れています。
 さて標記行の調査では、50弱の姓を確認しました。
 使われています漢字を多い順に並べてみますと、「小(16)」、「尾(9)」、「落(7)」、「乙(7)」、「音(5)」などで、以下には「織」、「男」、「越」がありました。
 「小」は、「オ」と発音する場合と「コ」と発音する場合がありますので、同じ漢字の姓でも違って聞こえるのです。たとえば、「小島」と書いて「オジマ」と「コジマ」という具合です。また 「乙」は、「オツ」と発する時と「オト」と発する時があります。
 耳で聞きますと面白いのは、「お隣(オトナリ)」(又は「お隣さん」)ですが苗字では「音成(オトナリ)と書くのです。また「お父(オトウ)」(又は「お父さん」)の方は「尾藤(オトウ)」と書くのです。この方は別の言い方では「ビトウ」という時もあります。
 耳で聞くのと書くのとは大違いです。(桜54)

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