6月29日(月曜日)
小生が松山の防災業務課に居た頃、11月30日に「最も遅く日本に上陸した台風」が、その年和歌山県で3個目として白浜町に上陸しました。
この台風は1990年(平成2年)11月22日マリアナ付近で発生した熱帯低気圧が台風となり、その後急速に勢力を増し、最盛期には中心付近の最低気圧910hPa、最大風速55m/sと超A級の台風となったのです。台風はその後フィリピン付近から日本に向け北上し11月30日白浜町に上陸しました。その後は、東海付近で温帯低気圧となり日本海から北海道に抜け衰弱したのです。
この日は丁度日本気象学会の研究発表会が高松市で開催されていました(小生も出席)が、高松地方気象台ではかなり忙しく作業をされていたようでした。
台風通過後は急速に冬型の気圧配置となり、12月2日高い山では冠雪が見られたそうです。(桜54)
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