2009年6月23日火曜日

防災を考える(12:雨の量)

6月23日(火曜日)
 愛媛県では梅雨に入ってからほとんどまとまった雨は降っていませんでしたが、昨日から今朝にかけややまとまった雨が降り、東予西部から南予にかけ20~40㎜の雨を観測しました(多い所獅子越峠53㎜)。このため少しは潤ったのではないでしょうか。
 山陰地方では100~150㎜に達するような雨が降り被害も出ているようです。
 被害と雨の量とは深い関係にあり、大雨注意報や警報の発表基準を設けています。
 愛媛県では、「大雨注意報」は概ね1時間に30㎜を超えるような雨、また「大雨警報」は概ね1時間に50mmを超えるような雨を予想した時発表します(他の基準もあります)。しかし全てこの量に達したから被害が出るとは限りません。土壌との関係、雨の降り方、土地の傾斜、降る場所、降水以前の状態などさまざまな状況によって異なります。
 しかし大雨注意報や警報が発表されると言うことは、雨の量が必然的に多くなりますので、注意報や警報が発表されましたら十分注意しましょう。(桜54)

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